B級手品師(日常編)

青森、手品、新聞投稿など綴ります~

★世相を風刺★ USO(うそ)放送、3本立て‼️(続編1)

急 募

【参考記事:青字

地域防災を支える消防団員の減少に歯止めがかからない。総務省消防庁の調査によると、今年4月1日時点で、前年比2万908人減の76万2670人と過去最少を更新した。統計が確認できる2013年以降、初めて全47都道府県で減少した。

消防団員減少の理由として、高齢化により卒業する人が増えた割に、若手の入団数が少ない、ことがいわれています。せっかくの土日(休日)が、訓練で潰れることが大きな原因といわれています。消防団の大きな役割の一つは、火事を消化することです。その点に注目して、消防団員の「紹介」を「消化い」と変換しました。言葉遊びです。そして、掲載日は9月9日。「救急の日🚑」です。新聞社側として、意図的に、この日を選んだと推察します。奥深いですねー。

読売新聞(青森版)令和5年9月9日(土)付

 

食材高騰

【参考記事:青字

全国で学校給食などを提供する食堂運営会社「ホーユー」(広島市中区)が今月(9月)1日から、事業停止状態に陥っていることがわかった。同社の山浦芳樹社長が明らかにした。物価と人件費の高騰で経営が行き詰まったためで、契約する約150施設のおよそ半数で食事の提供を取りやめている。

食材高騰により、利益を出せなくなった食堂運営会社「ホーユー」が、突然、給食の提供をストップしたことで、多くの学生やその親(弁当を作らなければならないなど)に迷惑がかかっています。今回は、「給食」を「休食」としました。同音異義語です。自分のセンスに酔いしれています(自画自賛)。

読売新聞(青森版)令和5年9月14日(木)付

 

修学旅行

【参考記事:青字

 青森市教育委員会は(9月)8日、市立中学校が7月に実施した東京への修学旅行の際、旅行会社のミスで、行程の変更が相次いだことを明らかにした。旅行会社の報告によると、担当者はミスを旅行前に把握していたが打ち明けられず、社内のチェック体制も機能していなかったことなどが原因という。

 市議会一般質問で工藤裕司教育長が説明した。市教委によると、旅行は2泊3日で3年生約140人が参加。工場見学が予定の4施設から2施設に減り、夕食会場も変更されたほか、帰りも行程表より1時間遅い新幹線で予約されるなどした。いずれも、当日や前日に旅行会社の担当者から伝えられたという。

この内容は紙面には掲載されませんでした。「読売新聞オンライン」を読んで考えました。「青森市の中学生(約140名)」のちょっとした悲劇です。旅行会社の担当者もそうですが、ミスを打ち明けられない環境にさせている旅行会社自体の体制も問題だと思います。一番の被害を被った中学生(約140名)の心情を察します。まさに、ミステリーツアーとなったのではないでしょうか。ちなみに、旅行会社の「ミス」も「ミステリー」に掛けています。なかなかの秀作だと思います(笑)。この修学旅行に参加した中学生(約140名)においては、忘れられないツアーになったことでしょう。「どんだんず(津軽弁)🤷🏻‍♂️」と、嘆きの声が聞こえてきそうです。

読売新聞(青森版)令和5年9月16日(土)付

 

USO(うそ)放送とは

70年超の歴史を有する読売新聞の名物投稿欄。独特のスタイルが、鋭い社会諷刺と温かいユーモアを生み続けている。