B級手品師(日常編)

青森、手品、新聞投稿など綴ります~

棟方志功記念館(冬の展示「胸肩妃」)に行って来ました‼️ 〈青森市〉

 

本日(12/27)棟方志功記念館(冬の展示「胸肩妃:むなかたひ」)に行って来ました。東奥日報(地元紙)で紹介されていたのが、きっかけです。「御多福図(おたふくず)」を直で見てみたい!、という衝動に駆られました(笑)。当館は、本日(12月27日)が令和2年最後の開催日でした。来年(令和3年)は、1月2日(土)AM9時30分開館となります。

 

f:id:btejina:20201227165144j:plain『御多福図(おたふくず)』 倭画   昭和36年

丸顔で膨れた頬に、細い目、低い鼻をもつお多福。「おかめ」「おふく」とも呼ばれ、福を呼ぶ縁起物として愛されてきた。

ふくよかな女性像を得意とした棟方だが、この作品は棟方の典型的な美人画とは異なり、愉快で愛嬌のあるお多福の顔の特徴を特に強調してユーモラスに描いている。

 

f:id:btejina:20201227170045j:plain『両妃散華(りょうひさんげ)の柵(さく)』 板画 昭和26年/昭和38年 摺

二人の天妃が花を散らしているようにも、花の中を舞っているようにも見える華やかな作品である。棟方はこのような飛天図を好んで制作しているが、この作品で特徴的なのは両妃の体を飾っている紋様で、縄文土器あるいは土偶の紋様と非常に似ている。

 

f:id:btejina:20201227171457j:plain冬の展示「胸肩妃」 開催期間:2020年12月8日(火)~2021年3月14日(日)

 

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東奥日報 2020年12月22日(火)付より