B級手品師(日常編)

青森、手品、新聞投稿など綴ります~

「他力本願」原義で使おう ※令和5年2月6日(月)掲載(東奥日報:明鏡欄㊲)

 

 

 言葉の誤用は、「御用だ! 御用だ!」と取り締まってほしいものです(笑)

すみません、親父ギャグが出てしまいました~

 「他力本願」同様、「檄(げき)を飛ばす」という言葉も誤用されているケースが散見されます。下記(青字)、文化庁(国語課)からの抜粋です。

「監督が立ち上がって選手に檄を飛ばしています。」 ―スポーツの中継などで「檄を飛ばす」という言葉がよく使われています。多くは,選手に気合いを入れる、激励するというような意味で使われているのですが、本来の意味とは随分違っています。

問:「檄を飛ばす」の本来の意味を教えてください。

答:「檄」は自分の信念などを書き記して,広く人々に知らせる文書のこと。「檄を飛ばす」は「自分の主張や考えを広く人々に知らせて、同意を求める。」という意味の言葉です。

 以上、いかがでしたか。以前の私も、思いっきり、「気合を入れろ」的な使い方(誤用)をしていました(苦笑)。

 過去、読売新聞(全国版)に投書したものを、下記リンクに貼っておきます。ぜひ、どうぞ~