大森勝山遺跡（弘前市）に行って来ました。現在、整備中です。こちらも小牧野遺跡（青森市）同様、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成遺跡のひとつです。バックが岩木山というロケーションは圧巻です！ ストーンサークル（環状列石）といえば、小牧野遺跡（青森市）ですが、大森勝山遺跡（弘前市）の代名詞もストーンサークルです。
※小牧野遺跡（青森市）は、縄文時代後期（約4,000年前）の遺跡です。
車から降りて、しばらく森林浴しながら徒歩で・・・。 リスが横切りました（驚）
この階段を昇ると、そこには・・・・
ストーンサークル（現在、ストーンは保護の為、埋戻し）＆ 岩木山のコラボは圧巻です！
白い雲をかぶった岩木山がとてもきれいです～ 実際、ストーンが並べられれば、よりすばらしい景色が完成するでしょう～
そして、しばらく歩くと・・・。 大型竪穴建物跡があります～
大森勝山遺跡は今から約3,000年前の縄文時代晩期[ばんき]の環状列石[かんじょうれっせき]（ストーンサークル）が発見された遺跡です。縄文時代晩期の環状列石は、国内でも数が少なく、かつ、発掘調査により全容が判明したのは大森勝山遺跡が唯一の事例となります。また、遺跡は防風林や自然林等に囲まれており、人工物が目に入らない、縄文時代を彷彿[ほうふつ]とさせるような良好な景観を望むことができることも、この遺跡の魅力の１つです。
このことから、平成24 年（2012）９月14 日、大森勝山遺跡は国の史跡に指定され、同年12 月には、世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の１つに加わりました。
